2019/09

01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
<< >>

スポンサーサイト

  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -
  • -

一定期間更新がないため広告を表示しています


この記事は#jobchaner 転職LT Advent Calendar 14日目の記事です

https://adventar.org/calendars/2934

 

何年ぶりかわからないブログ記事です。

アドベントカレンダー経由でここにたどり着いた方々からはあまり共感が得られないかも知れませんが、いつの間にかすっかり文章が書けなくなってしまいました。

以前は書けたかのような口振りですが、少なくともこんなに苦しくなかったはず。

Twitterも一時期は全く書けなくなってしまっていました。最近は少し回復しつつあるので、ブログも少しずつリハビリしていきたい。

アドベントカレンダーも何度登録解除しようとしたことか!でも書きます。逃げないことが目標。

そんなことわざわざ書かずにサラっと始めた方がかっこいいのはわかっている。はじめます。

 

どうして書くのか

・転職の記録をまとめておきたい

・人の転職記事を読むのが楽しいので

私は上で書いたようなぐだぐだ自意識を抱えている人ですが、それでも転職して楽しくやれてるよってことが誰かの勇気になったりしたら一番うれしいです。

 

ざっくり経歴だけ説明すると、

文系卒、新卒で入社したSESの会社を6年目で辞めて、8月から個人でSESを始めました。

苦しいSESと楽しいSESの話になりそうです。

あんまり有益なことは書かないと思うので、それでも辛抱できる方だけお付き合いください。

<前職の話>

エンジニアになった

文学部卒の完全未経験からシステムエンジニアになりました。

新人研修の2ヶ月間で教わったJavaが初めてのプログラミング言語で、よい先生に恵まれたこともあり「オブジェクト指向おもしろい!Javaたのしい!」という感じでした。

会社の同期は1人しかいなかったのですが、複数社の集まるオープン研修に通わせてもらったので、同期の友人がたくさんできました。今の夫に出会ったのもここです。

 

アットホームな会社

新卒の時、この会社に入社を決めたのは、社長(当時は総務とか人事とか社内業務を全部やっていた)の人柄が良かったからでした。

仕事に厳しいワンマン女性社長でしたが、この人が採用した人とならうまく一緒にやっていけそうだと思ったのでした。

社長も好きだし社員もみんな真面目ないい人たちばかりで好きだったのですが、その両者の間ではうまくいかないこともありました。

1年目の当時は社内勉強会など開催されていました、が、真面目な(悪く言えばいい子ちゃんな)人たちなので何となくそういった社内イベントに一生懸命取り組まなければいけない圧力に負けていたような気がします。

社内イベントは毎年旅行に行ったりお花見やバーベキューをやったり。最初のうちは楽しめていたのですが、仕事が忙しくなるにつれてプライベートの時間を会社に割かれるのが辛くなっていきました。

毎月一度定時後に全社ミーティングがあり、それ以外にも勤務表入力のために定時後帰社しなければいけないような、よくあるSESの会社でした。(ミーティングや勤怠入力は残業に含まれないタイプ)

 

Excelを使いこなす

最初に配属された現場はExcel VBAで開発を行っていて、Excel2003とExcel2010が共存する端末でみっちりExcel漬けの毎日を送っていました。関数もVBAも使えると何かと便利なので、このとき時間をかけてやれたのはよい経験だったと思います。

Excel操作はの感覚はここですごく刷り込まれました。編集モードに入れちゃうとファイルの変更が入ってしまうのでEscapeキーを押すようになったし(※1)、むやみに書式を含めてセルの貼付けをしなくなったし(※2)、保存するときは全シートCtrl+Homeした上で一番左端のシートを表示しておくとか(※3)。現場を出て世の中ではそれほど重要なことではないことがわかったものの、未だに自分ではやってしまう。密かにこれをExcel潔癖と呼んでいる。(嫌いじゃない)

技術的には複雑なことをする職場ではなかったものの、プロパーさん達が大変面倒見のよい方々で、仕事の進め方、考え方については勉強になることが多かったです。

 

忙しいプロジェクトに入る

次に入場したところは業務向けのウェブシステムの開発で、ここでHTML,CSS,JavasScriptに触れました。サーバ側はASP(.NETではない)とVB。

それまでExcelファイルひとつで動くプログラムを書いていたので、色んなレイヤに分かれていてたくさんのソースコードが関連して動いていくのが面白かった。のですが、この職場が一番辛かったです。

Excel開発に比べてたくさんの画面も設計書がもあり、最初はその細かさに感動したのですが、細部まではレビューの目が行き届いておらず、誤りだらけの設計書を見ながら仕様のわからない人たちがコーディングやテストをするような状態。

人手が足りないからといって入場したばかりの人にろくろく説明もせず状況の確認もせず、後になってその人の成果物に不備が見つかって全部捨てたりするのを目の当たりにしてショックでした。その進め方が大嫌いです。

やってもやってもバグは減らないし手戻りも多いし、それを残業で賄おうとするのでじわじわ疲弊して行きました。終電近くまで仕事をすることも多く、毎週水曜日に徹夜をしていた時期もありました。朝9時ごろに引き継ぎをして帰ってまた午後から出社するような生活で、自分でもよくわからなくなって家でひとり泣いたりしていました。

唯一救いだったのはチームに年齢の近い人達が多く、仲良く過ごせたことでした。

 

忙しいプロジェクトが続く

ここからまた2つのプロジェクトを経験するのですが、徹夜は減ったものの終電近くまで仕事する生活は大きく変わりませんでした。

最後にいたプロジェクトではパートナーの中でも古株になっていたので、他の人に仕事をお願いする機会も多くなっていました。

それまでの開発で感じて来たように、仕様がよくわからないまま作るとか、それで作られたものにレビューが行き届いてないということが仕事を増やすと思っていたので、以下の2点を心掛けていました。

・作業をお願いする前にきちんと仕様の説明をする(なぜそうしたいのかを理解してもらう)

・人にお願いしたものは後回しにせず抜かりなくチェックする

お願いした分の仕事に戻りが発生することは減ったのですが、私自身の分が回し切れず溢れていってしまいました。(他の人にお願いしながら自分も何かをするの、すごく難しくてまだまだうまくやれないと思う。今後の課題。)

私がなんかもっとうまくやれれば状況を変えられるのでは、とは思っていたのですが、結局ほとんど何も出来ないままでした。

 

退職する

今の会社にいる限りこの環境から抜け出せないのでは?と3年目くらいから考えていましたが、今年に入ってからは健康にも影響があったりして、いよいよもう続けられないなと会社を辞めることにしました。

もっと色んな開発現場を見たい、もっと私生活で勉強時間を取りたいみたいなポジティブな理由もなくはなかったのですが、有休もボーナスもいらないからとにかく今の状況から抜け出したい気持ちで退職の話を進め、5月末で退職しました。

会社の反応としては、よくある「他の会社に行っても通用しないよ」みたいなことは言われず、上司も社長もわりとすんなり送り出してくれました。

それまで中々退職に踏みきれなかった理由としては、「自分が辞めたら迷惑をかけると思っていたから」というのが大きいです。

よく「あなたがいなくても仕事は回ります。それを理由に退職を迷う必要はありません」みたいな言葉を目にします。結果的には仕事は回ると思いますが、人がひとりいなくなればその分のお仕事はどこかでやらなければいけなくなるわけで、チームみんながギリギリの辛い思いで必死にやっているところへその波風を立てるのが怖かったのでした。私の場合は自分の健康問題があったので踏み切れましたが、同じように恐れている人も一定数いるのではないかなと思います。でもそれを恐れるより、自分の貴重な時間をそこに割いていることがもったいないぞ、と今では思っています。

日々担当の役割をこなしているのだから、あなたがいなくなったらそれなりに職場は困ると思います。それでも回していくしかないので、できるだけきちんと引き継ぎをして準備して辞めましょう。(※4)

「会社はあなたの人生にまで責任を持ってはくれません。逆に言えば、あなたには人生をかけてまで会社に貢献する責任はありません。」(『完全SIer脱出マニュアル』より)

 

<退職してから>

雇用保険に助けられた

残業時間が月平均70hくらいあったので、特定受給者として給付制限なしで失業給付を受けることができました。(

失業給付は残業がない月の手取りぐらい受け取れました。助かる。

給付があるので夫の扶養に入ることはできず、健康保険は自分で加入する必要がありました。

特定受給者ということで国民健康保険もお安くなった(区役所に電話したら試算してもらえた)ので、任意継続ではなくこちらを選びました。

最終日まで忙しく転職活動にはほぼ手をつけないまま退職してしまいましたが、安心して生活できました。

忙しすぎて退職迷ってるけど、転職活動する時間がない!という方は是非利用するといいと思います。

 

転職を考える

前職で仕事を辞めたいと思うたびに転職サイトへ登録していたので、今も4,5サイトからメールが沢山来ています。

なんだかよくわからないままものを作らせるようなやり方をするお仕事が非効率だし、作る方も作らせる方も苦しいなと感じていたので、なるべく仕様を考えるところと近い開発のお仕事がしたいなーとぼんやり思っていました。月並みだけど自社サービス持ってるところとかかなあ。

SE職を中心に求人はいくつも見てみるのですが、どこに入りたいとかが全っ然わからない。前職はウェブサイトや求人に書いてあった業務内容とはちょっと違ったお仕事をすることになったし、転職サイトに載せられている文章もどれだけ社員さんとか現場の人たちに通底する感覚の言葉なのかわからない。数もものすごくある。

この中から、ちゃんと理念に共感できて、現場レベルの人たちともその感覚を共通で持てて、私のスキルでもやっていけるようなお仕事を見つけた上で、選考を最後まで通って仕事に就かなければいけないのか。とんでもなく大変なことのように思えました。やばい、私、転職できない。

 

業務委託のお仕事を紹介してもらう

その頃Twitterで退職の話をしていたところ、高校生の頃からのお友達がお仕事を紹介してくれました。

業務委託という形で、これまでやってきたお仕事と同様に客先常駐をしてチームでシステム開発に携わるという働き方があることを知りました。社員として会社に所属するわけではないので、個人事業主になります。

経験してきたものよりももっと上流で要件定義をしたりするお仕事でしたが、職務経歴書を作って一度面談に行って、来てもいいよと言ってもらえました。結局条件が合わずそこは辞退してしまったのですが、私でも受け入れてもらえる職場があるんだなということが励みになりました。

 

フリーランスもありかも知れない

このお仕事、かっこよく言えばフリーランスだと思いますが、フリーランスエンジニアって一人で請け負って0から100まで開発する人のことだと思っていたので何となくイメージが違いました

前職での仕事も自分の会社からは私ともう一人くらいで現場へ出て働く形が多かったので、働き方は本当に同じです。

間に自分の会社が入らない分、勤怠入力のためだけに定時後帰社とかする必要がないのでとっても楽です。

確定申告をやらなければいけないところが一番ネックでしたが、税制も世の中の仕組みもよくわかっていないのでそういうところを少し知るいいお勉強になるかなと思い、フリーランス向けのエージェントさんに仕事を紹介してもらいました。

 

開業した

エージェントさんから紹介を受けて5社ほど面談に行きました。

これまでは保険屋さんや金融機関といったお堅い業種の社内業務向け開発が多かったのですが、紹介していただく会社はtoCのウェブサイト制作とか広告屋さんとかのお仕事が多かったです。私の経歴では、設計書がなくコミュニケーションベースで仕事を進めることに懸念を持たれることがありました。(「やったことないので私もできるとは言い切れませんが、そうと分かっていればそういう風に動けると思います〜」みたいなゆるいことを言っていました)一応ウェブシステムの開発経験は実務であったこともあり、サーバもフロントも一通りやっていることは評価されやすかったかなと思います。

特にこれがどうしてもやりたい!みたいな情熱はなかったのですが、転職サイトを眺めていた時のように「なるべく仕様を考えるところと近い開発のお仕事」を軸に探していきました。

こんなざっくりした感じでも受け入れてくれる職場はあって、JavaでECサイト開発をやっている会社さんでお仕事を始めることになりました。ここも決め手は人でした。お仕事していくにあたってコミュニケーションで難を感じることが全くなさそう。他の会社さんは面談結果を出すまでに少なくとも1日はかかるところ、その場で即決してもらえたのも大きかったです。

8/20に個人事業主として開業しました。2か月ちょっとの無職期間でした。

 

SESに戻ってみて

おかげさまで今は楽しく働いています。

入れてもらったグループ内でも10数件のサイトの保守や新規開発が同時に走っているので、いろんな所のお手伝いをさせてもらっています。同じパッケージを使っていてもそれぞれ機能も作りも違うので楽しい(苦しいこともある)。保守なら1サイトを1〜3人くらいで担当しているので見える範囲も広いし、お客さんとの距離も近い。

前職で開発していたシステムと規模もフェーズも大きく違いますが無理なスケジュールが降ってくることもなく落ち着いて仕事ができています。

SESで楽しいのはやっぱり良くも悪くもあらゆる開発現場を見られるところだと思います。システムの作りもそうですが、色んな考え方とか仕事の進め方を経験できるのが面白い。逆に言えば「どこ行っても一緒だな…」って感じ始めた時がキャリアの見直し時かも知れないと思っていますが、前職の会社経由と今のエージェント経由でも見える世界が全然違うので、エージェントを変えたりしてもまた変わるのかもしれないです。まだまだ退屈はしなさそう。

 

フリーランスになってみて

いいことが色々ありました。

・全部自己責任なので気持ちが楽になった

前職では辛くなっても会社があるし、一緒に現場へ出ている後輩もいるしで難しく考えていたこともあったのですが、今ならあの大変だったプロジェクトを迷わず辞められる気がします

・参画する案件を自分で選べる

スキルアンマッチで断られることもありますが、どんな案件があってどこに入りたいかを自分で見て選べるのがいいです。これは会社員の時と大きく違います。近い職場や私服OKを選ぶもよし、触ってみたい技術をつまんでみるもよし。

・時間の自由度が高い

職場や業務内容にもよると思いますが、月140〜180hみたいな時間数の契約なので、あまり定時に縛られなくなりました。時間を売るお仕事には変わりないですが、その時間の配分をある程度自由にできるので嬉しいです。お休みも取りやすい。

・可処分所得が増えた

前職のお給料が高くなかったとも言えるかも。諸々税金とか差し引いても手元に残るお金が随分増えました。いろいろ備えておかなきゃいけなさそうなのでこれはもっとよく考えます。

 

転職への憧れの話

そんな感じで楽しくやっていていいことだらけですが、普通の転職活動が大変そうで逃げてしまった負い目みたいなものはずっと感じていました。「今の私は仮の職業に就いているだけで、とにかくいつかはちゃんと転職するんだ!」みたいな。そんなもやもやを抱えて参加したのが転職活動記LT#jobchangerのイベントでした。

1年前くらいだったかな、元同期(私より先に転職して楽しく働いている!)に誘ってもらって一度だけ勉強会(※5)というものに参加したことがあったのですが、一人でイベントに参加するのは初めてでした。

ここでLTを聞いたり懇親会でお話をしたりして、みんなすごく前向きにやりたいこと・キャリアのことを考えていていいなと思いました。自分の選んだものを肯定できるっていいな。

自分の仕事に対してどこかに後ろめたさみたいなものがあったけど、なんだかんだ楽しくやれていて学ぶこともあるしよくよく考えてもいいことだらけだし、今の働き方を選んで今のところ良かったのでは!と考えられるようになってきました。

しばらくはこのまま個人でお仕事を続けてもっと経験を積んで色んな職場を見て、その中で好きになったりどうしてもそこに貢献したいと思えるような会社に出会えたら、また会社員をやりたい。所属したいと思える会社がある人はとっても羨ましいけど、今の私はまだそのタイミングじゃないだけだ。いつかそういう出会いがあるまで、次の転職は憧れのままでおこうと思っています。

そうやって気持ちの切り替えをさせてくれたこのイベントにも参加者の皆さんにも感謝しています。また次の機会に参加したいです。

 

あとがき

あまり整理せずつらつら書いてしまいましたが、私自身はよく構成された記事よりも独り言の日記みたいなブログ記事を読むのが好きなのでこれはこれでいいことにします。リハビリ1回目だし。

書きながら改めて思ったのは、大変な職場もあったけれどどこに行ってもいい人たちに恵まれていたなということです。

最近職場の方に「その年齢で独立するなんて、よほど技術力に自信がないとできないよ」と言ってもらいました(褒め言葉と取りました)。技術力には全く自信がないし出来ないことだらけですが、ひとつ言えるのは、私は対人運が多分ものすごくいいです。どんな仕事に就いてもきっと周りの人に恵まれてうまくやっていけるだろうという根拠のない謎の安心感を持っています。(夫曰く頭の中がお花畑らしい。)

根拠はないけどなぜかこれを信じていられるので、大事にしていこうと思います。少しずつイベントに参加することも増えたので、そこで出会った人たちとのご縁も大事にしつつ、今後も楽しくやっていきたいです。

全然書けないと思っていたのに、思いの外長い記事になってしまいました。ここまでお付き合いくださった方、ありがとうございました。

 

次のアドベントカレンダー

次回は明日が飛んで(もう時間がほぼ15日になりかけですが)、16日のまみーさん(@mamy1326)です。

ページを拝見したら一人アドベントカレンダーをやってらっしゃって震えました。そんな使い方もあるのねアドベントカレンダー!

 

 

※1 ソース管理システムが導入されていなかったためファイルの保存日時が重要な要素で、中身が変わっていないのに上書き保存をするわけにはいかなかった。

※2 得にExcel2010の方で条件付き書式の範囲を壊してしまうとがっかりする。

※3 つい先日、今の職場でビジネスマナー(!)として聞く機会があって驚いた。説明する側も笑いながらだったけど。

※4 私の場合は2か月ほど前から退場を伝えて引き継ぎしたいと伝えていたものの、それよりバグ対応優先と指示があり何も残さず出てきました。

※5 PHP勉強会さんにお邪魔しました。湊川あいさんが技術書執筆のすすめ登壇をされていらっしゃって、勉強会もLTもそもそも異世界だった私はアウトプットのレベル感に驚いたのを覚えています。でも今周りを見渡すとみんな技術同人誌書いてるな。

 


スポンサーサイト

  • 23:56
  • -
  • スポンサードリンク
  • -
  • -
  • -

comment









trackback